「昔話法廷」ミニフェア

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昔話法廷

ＮＨＫ　Ｅテレ「昔話法廷」制作班／編　今井雅子／原作　イマセン／法律監修　伊野孝行／挿画

出版社名金の星社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-323-07365-1
（4-323-07365-8）
税込価格 1,404円
頁数・縦 127Ｐ　20ｃｍ

（目次）
第１章　『三匹のこぶた』裁判（証人　オオカミの母　検察側　主尋問
証人　オオカミの母　弁護側　反対尋問
証人　トン一郎　弁護側　主尋問　ほか）
第２章　『カチカチ山』裁判（証人　タヌキ　検察側　主尋問
証人　タヌキ　弁護士　反対尋問
証人　おじいさん　弁護側　主尋問　ほか）
第３章　『白雪姫』裁判（証人　白雪姫　検察側　主尋問
証人　白雪姫　弁護側　反対尋問
証人　狩人　検察側　主尋問　ほか）

この本、昔話の登場人物を現代の法廷で裁くという発想が面白いですよね。

最初に法廷台に立つ被告人は、オオカミを殺したという罪に問われる『三匹のこぶた』の末のこぶた。
え？！
あの話、賢いこぶたがオオカミを懲らしめる、ハッピーエンドの話じゃなかったっけ？
……ん～でも、現代的に考えると、ちょっとそこはどうなんでしょうか？

という調子で続いて、次の被告人は、おばあさんの敵討ちのためにタヌキを殺そうとした『カチカチ山』のウサギ。

この本は以前、Ｅテレで裁判員制度を考えるたに放映された番組を小説化したものです。